高橋矯正歯科 クリニック
歯並び治療の
専門医院です
Orthodontics
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高橋矯正歯科クリニック(東京・世田谷)

医院紹介(資格編)



 高橋矯正歯科クリニック(小田急線祖師谷大蔵駅徒歩1分)スタッフの有する資格に関する紹介ページです。
 当院の院長、高橋治は日本矯正歯科学会の認定医、専門医および指導医の資格を有しています。
 当院口腔筋機能療法(MFT)担当の高橋未哉子は国際口腔筋機能療法学会(IAOM)の認定口腔筋機能療法士の資格を有しています。

 歯並びの形態の治療を行う矯正歯科と歯並びを取り巻く筋肉の機能の治療を行う口腔筋機能療法(MFT)を行うことにより、安定した機能的および審美的に優れた歯列・咬合を得ることができます。
 以下、それぞれの資格についてご紹介いたします。

日本矯正歯科学会認定医
 日本矯正歯科学会は矯正歯科学に関する全国的な規模の学会です。
 日本では歯科医師免許を持つ者であれば自身の専門分野に関係なく、「歯科」、「口腔外科」、「矯正歯科」、「小児歯科」のいずれも標榜することが可能なので、2万軒以上あるとされる「矯正歯科」を標榜している医院の歯科医師すべてが日本矯正歯科学会に所属しているわけではありません。日本矯正歯科学会の会員数は6062人で、このうち認定医は2487名登録されています(2008年)。
 日本矯正歯科学会は「認定医」を、「矯正歯科医療に関し、適切な学識、技術、経験を有する者」として位置付けています(認定医制度規則)。
 認定医の資格を取得するためには学会の審査を受ける必要があります。審査の申請資格は、5年以上の会員歴があり、指定機関における研修を含め5年以上の矯正歯科の臨床経験を有し、学会の認めた刊行物に論文を発表し、倫理規定を遵守する者です。
 認定医試験の手順は、自己治療症例の治療記録について認定医委員会の審査を受け(一次審査)、さらにその中の2例について詳細な評価と試問を受け(二次審査)、総合評価を経て合否が判定されます。
 認定医資格は5年ごとの更新が必要です。更新の条件は、学会等の出席による研修ポイントの獲得、学会の認めた刊行物または学術集会における論文発表(2回目まで)です。
 このように認定医とは学会がある程度の信頼性を認めたという資格です。
 当院の高橋治は1991年に認定医資格を取得しました。
 なお、全国の矯正歯科認定医名簿は日本矯正歯科学会のHPよりご覧いただけます。


日本矯正歯科学会指導医
 日本矯正歯科学会は「指導医」を、「認定医の育成および我が国の矯正歯科医療に指導的役割を果たす者」として位置付けています(認定医制度規則)。
 指導医の申請資格は、12年以上の学会会員歴、12年以上の矯正歯科の臨床・教育・研究歴、認定医資格、大学付属病院における3年以上の教育歴及び相当の研究業績を持つ者で、認定医委員会の審査を経て登録されます。認定医資格と同様に5年ごとの更新が必要です。
 日本矯正歯科学会の指導医は574名登録されています(2008年)。
 当院の高橋治は1998年に指導医資格を取得しました。

日本矯正歯科学会臨床指導医(旧名:専門医)
 日本矯正歯科学会は、「臨床指導医」を、「矯正歯科領域における診断、治療および術後管理に関して高度な医療技能と経験ならびに専門知識を有し、他診療領域の歯科医師または医師らとの協力関係にあって適切な指示を与える能力を有する者」として位置づけています(臨床指導医制度規則)。
 臨床指導医の資格を取得するためには学会の審査を受ける必要があります。審査の申請資格は、12年以上の会員歴があり、認定医資格の保有者で、学会の認めた刊行物または学術集会における論文発表があり、倫理規定を遵守する者です。
 臨床指導医試験の手順は、自己治療症例の治療記録について専門医委員会の審査を受け(一次審査)、全ての症例の詳細な評価と口答試問を受け(二次審査)、総合評価を経て合否が判定されます。提出症例に求められる基準は認定医より厳しく、不正咬合の様々な要素を含んでいる必要があるとともに治療後の長期安定性についても評価されます。
 臨床指導医資格は5年ごとの更新が必要です。更新のためには、認定医の更新条件に加え、学会の認めた学術集会において症例を報告し、審査に合格しなければなりません。
 日本矯正歯科学会の臨床指導医制度は比較的新しく、2006年に初めての審査が行われました。当院の高橋治は2007年に施行された審査を受け合格しました。
 日本矯正歯科学会の発表によると、2007年度専門医(現臨床指導医)審査の合格者は70名で、前年度合格者156名と合わせて、226名の専門医(現臨床指導医)が登録されています(2008年)。
 このように臨床指導医医は認定医よりもさらに高度の信頼性を学会が認めた資格です。
 なお、本制度は発足して間がないため、実力がありながら未申請の歯科医師も居ります。
 全国の日本矯正歯科学会臨床指導医名簿はこちらよりご覧いただけます。

・IAOM認定口腔筋機能療法士
 舌や口唇など口の周りの筋肉の不調和は、歯列や顎骨に成長発育に影響を及ぼし、不正咬合の原因となることが知られており、舌癖、異常嚥下癖などと呼ばれています。
 IAOM(International Association of Orofacial Myology/国際口腔筋機能療法学会)は、舌癖、異常嚥下癖の治療法である「口腔筋機能療法(MFT)」(Oral Myofunctional Therapy/OMT)の国際学会で、米国に本部があります。(IAOMのHPはこちら。)
 IAOMは認定試験制度を実施しており、審査はProficiency Examinationと呼ばれる筆記試験と、On-site Clinical Examinationと呼ばれる実地審査とにより構成されています。
 Proficiency Examinationは、全40問ほどからなる設問に答え、レポートを提出するというものです。設問は、「Discuss the effects of overall body posture on orofacial myofunctional patterns. (全身の姿勢が口腔顔面の筋機能パターンに及ぼす影響について論じよ)」という基礎的なものから、「Describe in detail your procedure for eliminating a digit sucking habit. (指しゃぶりをやめさせるためにあなたが用いている方法について詳しく述べよ)」という臨床的なものまで多岐に渡ります。設問は受験者間で異なります。
 提出までには6ヶ月の期間が与えられ、何を見て書いても良いのですが、全て英語で答えなければなりません。答案は複数の審査委員によって採点され、80点以上を取った者が次の実地審査に進めます。
 実地審査は、試験官が受験者の診療室を訪れ、実際の指導に立ち会うことにより行なわれます。試験官は、受験者が口腔筋機能療法を正しく行っているかどうかについて、問診、評価、指導、フォローアップなどの各場面に関し評価します。評価時間は最低6時間と決められています。
 この認定試験に合格した者は、COM (Certified Orofacial Myologist/認定口腔筋機能療法士)と称することをIAOMより許可されます。
 当院の高橋未哉子は1999年に、高橋治は1996年にIAOMの認定試験に合格しました。日本での取得者はまだ私たち2名だけです。(IAOMの会員名簿はこちらからご覧いただけます。Membership内のページのStatus欄にC(Certified)とある者が認定試験合格者です。)
 なお、口腔筋機能療法士は国家資格ではありませんので、日本における口腔筋機能療法は、歯科医師、歯科衛生士、看護師、言語聴覚士などがそれぞれの資格の業務範囲の中で、患者教育の一つとして実施しています。


・ご参考までに:
 矯正歯科の認定医、専門医に関する記事は次のようなものが見られます。
 (注:外部サイトへのリンクです。これらの内容に関し当院は責任を共有していません。)
  ・日本矯正歯科専門医名鑑-矯正歯科医の種類
  ・社団法人日本専門医制評価・認定機構:専門医とは
  ・ウィキペディア(Wikipedia):学会認定専門医

  ・矯正歯科の認定医制度とは?

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